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沖縄へ行ってきました。大谷派には沖縄開教本部というのがあって、そこの主催した「非戦・平和研修」というのに参加しました。

僕は2回目の参加なのですが、今回は仙台教区の若者たちに声をかけたところ、僕をあわせて4名が教区から参加しました。

また同じ教区からは遠野市のWさん家族が参加したり、さらに青森のTさん夫妻が参加したりと、なぜか東北率が高かったのであります。



今回は「嘉手納基地包囲行動」に参加するのが一番の目的でした。

沖縄タイムスの記事は こちら



沖縄に到着して一番はじめのタクシーの運転手さん曰く「沖縄で平和運動をやっている人らはどうも好きになれん。運動自体は否定しないが、運動の理論がはっきりしていない」。

なるほど、理論か・・・。大谷派にも似たようなニオイを感じるのですが、それは死刑廃止運動や基地反対運動、ハンセン病問題は信心の次の問題であってそれは浄土真宗とは関係ないことである・・・というような声が聞かれます。これは仏教の社会参加の理論がはっきりしていなからだと思います。最近では「還相(げんそう)社会学研究会」なんて会も開かれたりと、その辺のことを考えようと動き始めているような気がします。





P5130351.JPG
 

この写真は、彫刻家の金城実さんが「浄土」「浄土を生きる」と木の切れ端に書いて下に置いているところです。たくさん地面においておけば、これはなんですかぁ?と訪ねてくる人がいると。金城さんは「天皇制を越える世界なんてあるはずがないと思っていた、しかし浄土という世界こそ天皇制を越えるものだ」と喝破していた。

さてさて、浄土って何ですか?と聞かれて僕はどう答えるだろう?
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なかなか更新出来ずにいました。すみません。

最近は京都での研修、報恩講、中国南京での研修、またまた京都での研修と、パソコンに向かう時間がありませんでした。

中国へは12月12日から16日まで行ってきました。目的は13日に行われた南京大虐殺犠牲者の追悼法会に参加するためです。大使館のHPに少し記事が載ってるのでどうぞ・・・。http://www.china-embassy.or.jp/jpn/xwdt/t283491.htm

会場にはたくさんの人が集まってました。そして僕ら日本人僧は黒衣に五条という衣体だったので、もの凄く注目を浴びました。珍しいということもあるのでしょうが、それだけではないのでしょう。「おまえはどんな存在なんだ?」という問いかけが聞こえてきたような気がします。まさに“日本人としての業”を感じざるを得ません。

こんな感想を持ったのは、ある中国人青年が僕らに怒りをぶつけてきたからだと思います。このことは後ほど・・・。



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