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仏壇・仏具、葬儀・法事などの冠婚葬祭、仏塔の建立という営みは、仏教にとってきわめて重要な意味を持つものです。今日、生活様式の急速な変化によって、その持たれ方や〈かたち〉はずいぶん変わって来ているとはいうものの、意味するものに変わりはありません。これらの仕事に携わっておられる方々が、つねに誠心誠意ご精進ご努力を重ねているご様子は敬意をもって見聞きしているところです。
ところで、昨今の社会状況をみますと、仏事が〈障り〉や〈祟り〉に結びついていく傾向にあります。〈仏事〉のもつ意味が不明瞭になっているからではないかと思われます。そこで、岩手真宗会館では、関連事業を経営する方々と共に〈仏事〉について語り合う会の結成を願い立ちました。
当館は、研修の場やご相談の機会などで、助言・提言をさせて頂くことによって仏教精神の回復を期し、また、事業経営者の方々には、営業分野の垣根を越えた相互交流の場を通して、営業活動に新しい広がりが出来るのではないかと思い、この企画を提案するしだいです。
岩手真宗会館は、開設当初より、江戸時代以来の寺檀制度に支えられた日本仏教から脱皮して、市民社会の要請に応えうる仏教の〈かたち〉を尋ねてきておりますが、仏教文化を根底で担って下さっている方々と共に、仏教文化の刷新とさらなる興隆へ向けて、新たな理解と信頼を形作るものとなるようにと願っております。
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